緩衝材とは?
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2022/07/15
コラム
割れ物を運送する際に、「箱を開けたら割れていた」という経験はありませんか?
運送業者はどの荷物も丁寧に運んでいますが、運送中の衝撃で割れてしまうこともあります。
そんなトラブルを防ぐために使用するのが、緩衝材です。
今回は、緩衝材とは何なのか、また緩衝材の種類について解説していきます。
▼緩衝材とは
緩衝材とは、割れ物を運送する際に割れるのを防ぐために使用されるものです。
ダンボールに入れて運送すると、中のものにはあらゆる衝撃が加わります。
緩衝材はその衝撃から荷物を守る役割があり、割れ物を梱包する際の必需品でもあります。
また、緩衝材にはさまざまな種類がありそれぞれ特徴が異なるので、梱包するものによって使い分けられています。
▼緩衝材の種類
■気泡緩衝材
気泡緩衝材はいわゆる「プチプチ」と呼ばれるもので、比較的安価で手に入るので緩衝材として使用している人も多いのではないでしょうか。
柔軟性があり小さなものでも梱包しやすいのがメリットの1つですが、空気が抜けると緩衝材としての効果はなくなってしまいます。
■発泡スチロール
発泡スチロールは緩衝材の中でも強度が高く、軽いのが特徴です。
そのため、重量のある家電などを梱包する際に使用されることが多いです。
■エアークッション
エアークッションは、中に空気が入ったクッション型の緩衝材です。
気泡緩衝材よりも強度があり、ダンボール内の隙間を埋めるために使用されます。
■紙製緩衝材
紙製緩衝材は、緩衝材の中でも低コストなのが特徴です。
ただ、簡易的な緩衝材なので割れやすい物の梱包にはあまり向いていません。
▼まとめ
緩衝材は、割れ物を運送中の衝撃から守り、割れるのを防ぐ目的で使われます。
さまざまな種類があるので、梱包する物や用途に応じて使い分けましょう。