パレットの荷崩れ防止対策について
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2022/02/08
コラム
運送会社にとってお客様から預かる荷物は、とても大切なものです。
しかし、荷崩れしてしまったりパレットが滑ってしまったという経験はありませんか?
今回は、荷崩れの防止対策について見ていきたいと思います。
▼荷崩れについて
雨の日や傾斜などがついている場所で、パレットは滑りやすくなります。
そんな時の対策方法はあるのでしょうか。
■荷崩れの原因
[スロープ、雨天]
フォークリフトの経験者なら誰でも経験があるパレットの滑りですが、スロープや雨天ではとても危険です。
そもそもの荷崩れ対策は、運転方法と積み方で回避することができます。
[摩擦係数が低い]
しかしパレットは金属製・プラスチックでできているものが多く、パレットは摩擦係数が低いため荷崩れの原因になるんです。
フォークリフトのツメは金属製のため、金属製・プラスチックとの相性は良くありません。
摩擦定数が低いため荷物をきちんと積んでいてもあまり意味がなく、乗っているだけの状態になってしまうんです。
■滑り止め対策
[滑りにくいパレットを使用する]
パレットを大量に使用する業種では、滑りにくいパレットにするにはコスト面での負担がかかってしまいます。
木製や段ボール紙製でできてるものもありますが、衛生面や耐久性にも少し不安が残ります。
[滑り止めシート]
フォークリフトのツメに使用できる滑り止めシートを活用することも手段の一つです。
パレットのツメ自体の滑りやすさを解決してあげることで、滑りにくく安定性が向上し荷崩れ防止対策をすることが出来ます。
マグネット式で簡単に取り外しも可能なので、衛生的に長く使用することができます。
このように、使うパレットの数や場面によって滑り止め対策の方法は変わってきます。
パレットを取り扱う際は、安全性を考慮しながら作業しましょう。