4tトラックの最大積載量について
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2021/09/05
コラム
4tトラックと聞くと、4tまで荷物を積めるトラックだと認識している人もいると思います。
しかし、4tトラックでも4tの荷物を積んで走行すると違反になってしまうことがあるのです。
そこで今回は、4tトラックの最大積載量について解説していきます。
▼4tトラックの最大積載量とは
■最大積載量の定義
最大積載量は、「車両総重量-(車両重量+乗車定員×体重)」で計算することができます。
車両重量はオイルやバッテリー、荷台などが含まれた状態で、車両総重量は車両重量に最大積載量と乗車定員を含んだ重量です。
■4tトラックで考えると
このことを踏まえると、4tトラックでも冷蔵庫やクレーンなどの装備を増やすと車両重量が増え、最大積載量が減ってしまいます。
たとえば、車両総重量が8tで車両重量が4t、乗車定員が2人(55kg)だとすると、最大積載量は3.89tです。
▼4tトラックでも4t以上積める場合がある
道路交通法が改正される前までは、4tトラックが含まれる中型自動車の車両総重量が8t未満でした。
しかし、道路交通法が改正され現在は中型自動車の総重量が11t未満になりました。
そのため、4tトラックでも4t以上荷物を積めるトラックも増えてきたのです。
■まとめ
4tトラックが必ずしも4tの荷物を積めるわけではありません。
先述したように、最大積載量はおよそ3.89t程度です。
しかし、現在では道路交通法が改正されたことで4t以上積めるトラックが増えてきました。
それでも、最大積載量を超過すると違反になるので、トラックを運転する際は気をつけましょう。